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cueプロパティは要素の意味内容を区別するための方法として、要素を読む前に鳴らす音声を指定する cue-beforeプロパティと要素を読んだ後に鳴らす音声を指定する cue-afterプロパティの2つの設定をまとめるプロパティで、要素を読む前後に鳴らす音声を指定します。

初期値
定義しない
適用対象
すべての要素
継承
しない
メディア
aural

cueプロパティの値

値は "url()" の形式で括弧内に再生するサウンドファイルの所在となる URI を指定します。なお、"url(URI)" の形式の中で URI 部分が URI を構成する以外の文字列であったり、指定されている URI が画像などのサウンドファイル以外の場合、音声スタイルシートに対応している UA であれば、それを "none" が値に指定されているものとして解釈し、無効化します。

cueプロパティは、要素を読む前後に再生するサウンドファイルを指定できるので、"url(URI)" の記述を半角スペースで区切って2つ並べることで、要素を読む前に再生するサウンドファイルと、要素を読んだ後に再生するサウンドファイルを指定することもできます。

サンプル

h1 { cue : url(in.wav) url(out.wav) ; }