テキスト
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テキストの揃え方、単語や文字の間隔、段落など視覚的体裁に関するプロパティ。
- letter-spacing
- letter-spacingプロパティはテキストの文字と文字の間隔(字間)を指定します。文字と文字の間隔を広げるのに不必要に空白文字を挿入する必要がなくなるので、音声出力機器などの非視覚環境のユーザを混乱させることなく、文字列のスタイルを操作することが可能になります。
- line-height
- line-heightプロパティは行ボックスの最小の高さ(行の高さ)を指定します。行送りとも呼ばれます。行ボックスの高さとは行内の最上部にあるボックス上辺から、最下部にあるボックス下辺までの距離をいいます。
- text-align
- text-alignプロパティはブロックボックスを形成する要素、及び表のセル要素に含まれるテキストや画像などのインライン(行内)の内容の水平方向の揃え方を指定します。値には left(左揃え), rigth(右揃え), center(中央揃え), justify(両端揃え)のキーワードを指定できます。
- text-decoration
- text-decorationプロパティはテキストに下線、上線、打ち消し線、点滅などの装飾を施します。装飾ラインの色は colorプロパティで指定します。値には none, underline, overline, line-through, blink のキーワードを指定できます。
- text-indent
- text-indentプロパティはブロックボックスを形成する要素に含まれるテキストの1行目のインデントを指定します。日本語の文章作法であればインデントは段落の最初に一文字分空ける字下げに用いられます。
- text-shadow
- tetx-shadowプロパティは要素内のテキストに対して影を付けることができます。このプロパティは影の大きさがボックスの大きさ自体に影響を与えることはありませんが、ボックスの範囲を超えて表示されることがあるので注意が必要です。
- text-transform
- text-transformプロパティはアルファベットのように大文字と小文字がある言語の場合に、小文字を大文字に、大文字を小文字に変換して表示します。音声出力環境へ配慮するために定義された機能で、大文字・小文字の見た目にこだわることなく、適切な音声で読み上げられる(表現される)ように配慮するために使います。
- vertical-align
- vertical-alignプロパティは行内のインラインボックスを形成する要素、及び表のセル要素が生成するボックスの垂直方向の位置揃えを指定します。テキストと画像の並びを配置するのに特に有用です。値には数値指定の他に baseline, top, bottom, middle, super, sub, text-top, text-bottom のキーワードが指定できます。
- white-space
- white-spaceプロパティは当該要素に含まれる半角スペースやタブ文字、ソース内の改行文字といった空白類文字をどのように処理するかを指定します。主に行内容の折り返しをコントロールするために使用します。
- word-spacing
- word-spacingプロパティは半角スペースで区切られた単語と単語の間隔を指定します。これにより単語の間隔を広げるのに不必要に空白文字を挿入する必要がなくなるので、音声出力機器などの非視覚環境のユーザを混乱させることなく、文字列のスタイルを操作することが可能になります。