param要素
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param
要素(named property value)は applet
要素や object
要素の直後に置いて(代替内容よりも先)、UA が Javaアプレットやオブジェクトの実行時に与える必要があるパラメータ値を設定します。name
属性は必須で value
属性で必要となる値を指定します。指定できる値は、オブジェクトを表示するプラグインの種類や Javaアプレットの設定によって違います。UA の環境下にサポートされていないプラグインのパラメータ値であった場合は、それを無視するので弊害を起こすことはありません。終了タグはなく、内容をもたない空要素です。Safari は param
要素に対応していません。
- バージョン
- HTML4.01(S,T,F)
- XHTML1.0(S,T,F)
- XHTML1.1
- 要素型
- 開始タグ
- 必須
- 終了タグ
- なし
- 非推奨
- -
- 内容モデル
- -
name属性
- バージョン
- HTML4.01(S,T,F)
- XHTML1.0(S,T,F)
- XHTML1.1
- 指定要素
- param
- 必須
- 必須属性
- 非推奨
- -
- 属性値
- 文字列
Javaアプレットやオブジェクトにパラメータを認識させるために、実行用パラメータの名前を指定します。どんな値が指定できるのかは、各プラグインや Javaアプレットのマニュアルで確認してください。name
属性と value
属性の値は、UA にそのまま渡され、それをどう処理するかも UA の対応に依ります。
type属性
- バージョン
- HTML4.01(S,T,F)
- XHTML1.0(S,T,F)
- XHTML1.1
- 指定要素
- param
- 必須
- -
- 非推奨
- -
- 属性値
- MIME
valuetype
属性の値が "ref
" の場合のみ指定可能で、value
属性の値に URI で示されているオブジェクトの MIMEを指定します。この設定により type
属性に指定された MIMEで指定されている URI のオブジェクトを発見するように UA に働きかけることが期待されます。つまり、UA がファイルの種類を識別するための MIMEを正しく解釈する情報となります。よく利用する MIMEには次のようなものがあります。
- application/x-shockwave-flash
- Flash Shockwaveファイル
Flash Videoファイル - image/gif
- GIF画像ファイル
- image/jpeg
- JPEG画像ファイル
- image/png
- PNG画像ファイル
- audio/midi
- MIDIサウンドファイル
- video/mpeg
- MPEG映像ファイル
- video/x-msvideo
- Microsoft AVIファイル
- application/java
- JAVAアプレットファイル
value属性
- バージョン
- HTML4.01(S,T,F)
- XHTML1.0(S,T,F)
- XHTML1.1
- 指定要素
- param
- 必須
- -
- 非推奨
- -
- 属性値
- 文字列
name
属性 で指定した実行用パラメータの値を指定します。プログラムを実行するオブジェクトの要求に対してのみ有効です。
valuetype属性
- バージョン
- HTML4.01(S,T,F)
- XHTML1.0(S,T,F)
- XHTML1.1
- 指定要素
- param
- 必須
- -
- 非推奨
- -
- 属性値
- data
- object
- ref
value
属性で示された設定値の種類を指定します。valuetype
属性の指定がない場合の初期値は "data
" です。値には次の3つのキーワードがあります。キーワードは半角アルファベットの大文字・小文字が区別されません(case-insensitive)。
- data
value
属性は、データの文字列であることを示す- object
value
属性は、同じページにある別のobject
要素の ID名を示す- ref
value
属性は、実行用データの所在の URI であることを示す
valuetype
属性の値に "ref
" を指定した場合のみ、type
属性で指定されている URI のファイルの MIMEを指定することができます。