xml:space属性
Updated / Published
xml:space
属性は連続するスペースや改行、タブなどの空白類文字をどう扱うかを UA に明示する属性です。XHTML1.0, XHTML1.1 では "preserve
" の値しか指定することができません。
整形済みのテキストを示す pre
要素では、スペースや改行は意味を持ち、連続するスペースはそのまま表示に反映され、ソース内における改行もソースどおりに反映されます。これはデフォルトでpre
要素に xml:space="preserve"
が指定されていることを意味し、pre
要素の他に xml:space
属性を指定できる要素に script
要素, style
要素がありますが、これらもpre
要素同様、xml:space
属性の値は "preserve
" に固定されているので、xml:space
属性を明示する必要はありません。このため、XHTMLを使用していて特にxml:space
属性を使用するようなケースはありません。
- バージョン
- XHTML1.0(S,T,F)
- XHTML1.1
- 必須
- -
- 非推奨
- -
- 属性値
- preserve
なお、XML においては、"preserve
" の他に空白類文字の処理を UA の初期値に任せるようにする xml:space="default"
を指定することができます。