option要素
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option
要素(selectable choice option)は選択可能なオプションを作ります。select
要素の中で選択メニューの個々の選択肢となります。選択肢が複雑であったり、選択肢の数が多くなり見通しが悪い場合には、optgroup
要素で選択項目をまとめてグループ化し、選択項目の内容を視覚的にわかりやすくすることができます。HTML4.01 では終了タグを省略可能です。
- バージョン
- HTML4.01(S,T,F)
- XHTML1.0(S,T,F)
- XHTML1.1
- 要素型
- select要素の子要素
- optgroup要素の子要素
- 開始タグ
- 必須
- 終了タグ
- XHTML 必須
- HTML4.01 省略可
- 非推奨
- -
- 内容モデル
- テキスト
disabled属性
- バージョン
- HTML4.01(S,T,F)
- XHTML1.0(S,T,F)
- XHTML1.1
- 指定要素
- 必須
- -
- 非推奨
- -
- 属性値
- disabled
- disabled="disabled"(XHTML)
ユーザによる選択項目を選択する操作を禁止します。選択が禁止されたコントロール部品の値(この場合は option
要素の value
属性の値)は選択できないため、データ送信時にも送信されません。HTML4.01 では disabled
、XHTML では属性値を省略できないため disabled="disabled"
と記述します。
label属性
- バージョン
- HTML4.01(S,T,F)
- XHTML1.0(S,T,F)
- XHTML1.1
- 指定要素
- option
- 必須
- -
- 非推奨
- -
- 属性値
- 文字列
各選択肢に option
要素の内容となっているテキストそのものよりも簡略化した見出しを指定します。option
要素を optgroup
要素の中に入れる場合に使います(optgroup要素のサンプル参照)。これによりグループ化選択用のレンダリングを行うことが期待されます。Safari, Chrome, Blink版Operaでは仕様通りに簡略化した label
属性の値の方を表示に反映しますが、それ以外の UA は label
属性の指定は無視され、そのまま option
要素の内容を表示に反映します。
selected属性
- バージョン
- HTML4.01(S,T,F)
- XHTML1.0(S,T,F)
- XHTML1.1
- 指定要素
- option
- 必須
- -
- 非推奨
- -
- 属性値
- selected
- selected="selected"(XHTML)
選択メニューの選択肢の中で selected
属性が指定された項目は、ページを読み込んだ初期状態から選択している状態になります。なお、複数の選択肢の中でいずれかの項目に selected
属性が指定されていなければ、UA の動作は保証されないと定義されているため、必ず選択メニューの中でいずれかの選択肢に selected
属性を指定しておくことが推奨されています。HTML4.01 では selected
、XHTML では属性値を省略できないため selected="selected"
と記述します。
value属性
- バージョン
- HTML4.01(S,T,F)
- XHTML1.0(S,T,F)
- XHTML1.1
- 指定要素
- option
- 必須
- -
- 非推奨
- -
- 属性値
- 文字列
選択肢の値を指定します。データ送信時にユーザがどの選択肢を選んだかは、select
要素に指定された name
属性の値とセットになって送られてきます。