q要素
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q
要素(short inline quotation)はインラインレベルの(比較的短い)文章の引用であることを示します。インラインレベルの引用に対してブロックレベル要素を含む(比較的長い)文章の引用であることを示す場合には blockquote
要素を使用します。
Internet Explorer8以上, Firefox, Safari, 旧Presto版Operaでは、q
要素をセレクタに CSS の quotes
プロパティで、q
要素の内容の先頭と最後に引用符が追加された状態でレンダリング(描画)されることになります。しかし、Internet Explorer 6, 7はquotes
プロパティに対応しておらず、Chrome, Blink版Operaのquotes
プロパティの初期値は空文字のため引用符は追加されていません。
cite属性
- バージョン
- HTML4.01(S,T,F)
- XHTML1.0(S,T,F)
- XHTML1.1
- 指定要素
- 必須
- -
- 非推奨
- -
- 属性値
- URI
引用文の引用元を示す属性で、値には引用元のURIを指定します。URIはリソースの所在(URL)や名前(URN)にあたります。書籍はWWW上において「所在(URL)」という概念で結びつけることができないので、リソースを永続的な名前によって識別するURNとしてISBNコードをcite="urn:isbn:ISBNコード"
の形式で指定します。